オーストラリア留学の費用はいくら?エージェントの選び方も解説!

オーストラリアは人気の留学先として、幅広い年齢層の方の憧れともなっています。しかし、オーストラリア留学にかかる費用がいくらか、しっかり把握しているという方はそう多くないのではないでしょうか。

そこで今回は、オーストラリア留学に必要な費用相場から、具体的にどのような費用が必要かを項目ごとに詳しく解説します。さらに、留学エージェントの選び方も説明しているため、オーストラリア留学に興味を持っている方はぜひ参考にしてください。

1.オーストラリア留学の費用相場は?費用の種類を詳しく解説

オーストラリアの語学学校や専門学校(TAFE)への留学費用合計の相場は、半年間で100~230万円前後、1年間で220~450万円だと言われています。

1ヶ月 25~50万円
半年 100~230万円
1年 220~450万円

滞在する都市によって若干の違いがあり、各都市の相場の平均になります。1ヶ月の場合でも、渡航費や入学金などの固定費用は同じようにかかるため、1年の場合に比べてかなり割高となります。

まずは、授業料や教材費などの学費以外にかかる費用(旅行代金・現地生活費)について詳しく解説します。

1-1.諸手続き費用(パスポート・ビザ申請)

オーストラリア留学に限らず、海外に訪れる際はパスポートやビザ申請などの諸手続きは必須です。
「そもそもパスポートを持っていない」という方は、申請が必要です。有効期間5年と10年の二種類がありますが、20歳未満の方は5年有効なパスポートしか選べません。

そして、ビザの申請費は滞在期間によって異なります。滞在期間が3ヶ月未満の場合は無料の観光ビザで入国できますが、別途システム手数料が1,500円程度必要です。
さらに、現地で働きたい方はワーキングホリデービザの取得に約35,000円かかります。3ヶ月以上学校に通う長期滞在の場合は学生ビザの取得が必要になり、費用は約45,000円です。

ビザ代は毎年7月に改訂されており、その費用は年々上昇傾向にあります。留学の予定が決まった際は、早めにビザを取得しておくと良いでしょう。

1-2.海外留学保険費

海外留学生用保険プランの1ヶ月の相場は、およそ15,000~2万円です。

学生ビザでの渡航には、海外留学生保険(OSHC)の加入が義務付けられています。相場は1ヶ月約3,500円ですが、OSHCのカバー範囲は病気のみで、盗難などは対象外です。足りない分は保険会社の保険に別途入っておくと、慣れない海外生活では安心だと言えるでしょう。

学生ビザ以外の方は任意での加入となります。3ヶ月以内の滞在は、クレジットカード付帯の海外旅行保険も利用可能です。しかし、カード付帯の海外保険は、補償がカバーされる範囲が限られ、旅費をカードで支払うなどの条件を満たす必要があるため、確認が必要です。

1-3.航空費

オーストラリアへの航空券代は利用する時期やプラン、滞在都市によっても変動します。年末年始や春夏の大型連休などには航空運賃が高騰するため、なるべくオフシーズンを狙うのが渡航費を安く済ますコツです。

正規運賃の平均価格は10万円前後ですが、格安航空券を利用すれば半額程度で購入できます。しかし、便の変更が不可など制約が付いている場合もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

1-4.食費

オーストラリアの物価は日本と同じくらいですが、外食費は高めで、一回につき1,000~2,000円程度かかります。ホームステイには昼食は含まれないため、ランチを毎回外食すると、毎月5万円以上の食費が必要です。

食費を抑える方法としては、やはり自炊が挙げられます。スーパーでは食材が安く買えるため、自炊すると2万円程度まで食費を節約することが可能です。

1-5.滞在費

主な滞在費は、居住費や学校に通う交通費などです。費用の相場は1ヶ月で平均10万円程度となります。生活する場所や滞在する都市により金額は異なるため、事前に計算しておくことが望ましいと言えるでしょう。

ホームステイの宿泊費は、1ヶ月10万円前後で、朝晩の食費と光熱費が含まれます。学生寮は食費を含まず1ヶ月10万円前後と割高ですが、アクセスが良く施設が整っているため人気です。

シェアハウスの家賃は都市ごとに相場があります。シドニー、ブリスベン、メルボルンなどの大都市は高めで、一人部屋で10万円前後、シェアルームで6万円前後です。ケアンズやパース、アデレードなど郊外の都市では一人部屋で8万円前後、シェアルームで4万円前後と、比較的低く抑えられるためおすすめです。

1-6.交際費

必要な交際費には個人差がありますが、平均して1ヶ月3万円前後です。旅行をすればもう少しかかることもあります。オーストラリアのパブは安価で、日本の居酒屋感覚で利用できます。週に一度3,000円程度と決めて利用するようにすると良いでしょう。

勉強のための留学ですが、せっかくの海外であれば、普段日本ではできないような体験をして、オーストラリアの留学生活を満喫したいものです。食費などを浮かせたり、ワーホリで働いたり、アルバイトをしたりすれば交際費は捻出できるでしょう。

2.オーストラリア留学の費用を抑えるなら「エージェント選び」が大切!

留学エージェントとは、海外へ留学する日本人のためのサポート機関です。
学校選びや滞在先の手配など、留学生が安心して生活し、学ぶためのサポートをで行っています。エージェント選びで留学生活の充実度が変わることもあるため、慎重に選ぶ必要があります。

ここからは、エージェントを利用するメリット・デメリットから、エージェントを選ぶ際に確認すべきポイントまで詳しくご紹介します。

2-1.エージェントを利用するメリット・デメリット

最近では、エージェントを通さずに、ネットなどで情報を集めて自分で手配する人も増えてきました。エージェントを利用することには、メリットもデメリットもあります。

〇エージェントを利用するメリット

  • メリット①留学準備の時間を有効に使える
    書類の準備や手続きなど、自分で調べ、英語で問い合わせながら行うと時間がかかります。エージェントを利用すれば、丁寧に説明しながらすべてサポートしてもらえるため、時間の節約になります。浮いた時間は勉強して英語力を高めるなど有効活用できます。
  • メリット②プロならではのノウハウや情報を得られる
    自力で得られる情報には、限界があります。プロのエージェント以外には知りえない情報やノウハウを得られるのも、エージェント利用のメリットの一つです。サポート料金が無料のエージェントもあるため、金額面でもデメリットとはいえません。

〇エージェントを利用するデメリット

  • デメリット①有料の場合がある
    エージェントには有料と無料があります。無料でも有料と同等のサポートを受けられることが多く、有料だからといってサービスが良いとは言えません。
  • デメリット②無料でも支払いが高額になることがある
    エージェントが「無料」と謳っていても、支払いのレートに上乗せして、差額分で利益を出す業者もいます。保険会社や航空会社が指定された結果、自分で手配した場合に比べて、支払いが高額になることもあります。

2-2.エージェントを選ぶ際に確認するべきポイント

エージェントを選ぶ際の重要なポイントは大きく分けて4つです。それぞれのポイントについて解説します。

①無料のサポート範囲と追加料金の有無
無料エージェントを名乗っていても、一部の業務以外や現地サポートなどのオプションが有料で、あとから料金を請求されることがあります。

サポート範囲が明確でなく、知らない間に金額が追加されることもあるので、最初にしっかりとサポート範囲を確認しておくことは重要です。また、支払いの豪ドル債のレートに上乗せされていないかも確認しましょう。

本当の無料エージェントであれば、すべてのサービスが無料です。エージェント費用がかからなければ、その分浮いたお金を学費や滞在費、現地での生活費に充てることができます。

②カウンセリングの対応
エージェントを利用するメリットの一つは、豊富な情報です。最初のカウンセリングで、カウンセラーとの相性や、質問に明確に答えてくれるかどうかをしっかり見極めましょう。

③学校や航空券・保険を自由に選ばせてくれる
良いエージェントは、学校の授業内容やプログラム、コースなどをじっくり説明して、自由に選ばせてくれます。エージェントによっては、学校や保険、航空会社などを無理に勧めて来ることがあります。
また、検討する時間を与えず、すぐにも契約させようするエージェントには注意が必要です。

④協会への加盟・口コミなど客観的な評価
自分だけの判断では不安な場合は、公的な評価や実際に利用した人の意見を参考にすると良いでしょう。留学協会などに加盟しているエージェントであれば、一定の評価はされているため安心です。また、利用者の生の口コミは、エージェント選びの目安となるでしょう。

まとめ

ここまで、オーストラリア留学に関して悩むことの多い「費用」と、エージェントの選び方についてご紹介しました。

エージェントを利用する最大のメリットは、時間の節約やエージェントの情報やノウハウを享受できることです。現地で節約することももちろん大切ですが、慣れない地域で常に節約をしなければならない、ということにならないためにも、無料エージェントの利用をお勧めします。

ここまでの内容を参考に、ぜひ自分に合った留学エージェントを選んでください。

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