オーストラリアでワーキングホリデー!魅力・必要な英語力・予算まで

オーストラリアは、ワーキングホリデーの行き先として非常に人気の高い国です。温暖な気候や治安の良さなど、選ばれる理由は数多くあります。

実際にワーキングホリデーに行くとなった場合は、英語力はもちろん、滞在費や食費など多額の資金が必要です。あらかじめ情報収集を行うことで、より実りあるワーキングホリデーにすることができます。

そこで今回は、ワーキングホリデーでオーストラリアに行く場合の魅力や、必要になる英語力、おすすめの過ごし方を中心にお伝えします。ワーキングホリデーの行き先でお悩みの方は、参考にしてください。

1.人気の理由は?オーストラリアのワーキングホリデーの魅力

ワーキングホリデーの魅力は、現地で就労しながら海外生活を楽しめることです。フルタイムで勤務しつつ、留学生活のように外国人と異文化交流を満喫できます。滞在期間に語学力を伸ばす機会も多く、アクティビティも豊富です。

このような魅力があるワーキングホリデーで、オーストラリアは特に人気が高いです。まずは、なぜオーストラリアが人気なのか、特徴を解説します。

1-1.世界的にもトップレベルの最低賃金

オーストラリアの最低賃金は世界的にトップクラスであるため、時給が高く稼ぎやすい点が大きな特徴となります。2019年7月時点でのフルタイムやパートタイム契約の最低時給は19.49ドルです。また、カジュアル契約(アルバイト)の最低時給は、25%上乗せとなるため24.36ドルとなります。

時給の高さがオーストラリアの特徴ですが、その分物価も高い特徴があります。物価が高い理由は、国土が広いため輸送コストが高いことや、人口が土地の広さに対して少なく人件費が高いことが主な理由です。商品によりますが、物価のイメージは日本の1.5倍から2倍となります。

1-2.多文化・多国籍による多様な価値観

オーストラリアは、移民の受け入れが活発な国です。1970年代までは「白豪主義」政策を掲げていたため、主にヨーロッパ人のみを移民として受け入れていました。しかし現在は、労働者不足を解消するためにアジア人から優秀な若者を積極的に受け入れる「多様化主義」に政策を変更しています。

140ヶ国からの移民受け入れ実績があるオーストラリアは、異なる文化、宗教、価値観を通して一緒に勉強や仕事をすることができます。オーストラリアでワーキングホリデーをするメリットは、多文化で多国籍な価値観を肌で感じることです。グローバル環境で生活した経験は、日本に帰国した後も財産となるでしょう。

1-3.治安が良くて安心・安全な都市部

オーストラリアは、治安が良く安全な国と言われています。「世界で最も住みやすい都市」のランキングでは、オーストラリアの都市は常に上位でランクインしています。2018年版の同ランキングでも、2位にメルボルン、10位にアデレードが入りました。

オーストラリアは銃規制が厳しいため、犯罪の発生率も低く、「治安が良いイメージ」につながっています。しかし、日本よりは犯罪発生率が高いため、スリや置き引きといった軽犯罪に注意しましょう。夜間の外出はなるべく控え、貴重品や手荷物から目を離さないことが大切です。

1-4.豊富なアクティビティが楽しめる大自然

オーストラリアでワーキングホリデーをする際は、さまざまなアクティビティに挑戦してみましょう。綺麗な海やユニークな動植物が多い熱帯雨林など、オーストラリアの雄大な自然を体感できるツアーが旅行者に人気です。
実際にどのようなアクティビティが存在するのか、下記に例を記載します。

グレートバリアリーフ行きツアー
特徴 シュノーケリング、ランチ、クルージングを体験することができます。
料金 195A $(13,611円)
出発地 ケアンズ
URL https://passions.com.au/great-barrier-reef-tours/
エアーズロックツアー
特徴 ウルルを感じながら、雄大な自然の写真を撮ることができます。
料金 75A $(5,416円)
出発地 ウルル
URL https://www.aatkings.com/tours/uluru-ayers-rock/uluru-sunset/
ピナクルズツアー
特徴 広大な砂漠に立つ、神秘的な奇岩群を楽しむことができます。
料金 165A $(11,451円)※早割適用時は155A $
出発地 パース
URL https://autopiatours.com.au/pinnacles-day-tour/

※1豪ドルを約72.01円で計算しています(2019年8月)。

2.オーストラリアでの過ごし方と必要な英語力は?

オーストラリア英語は「aをアイと発音」し、単語を短縮形で使用することが多い特徴があります。また、日本人が発音に苦しむ(R)舌の発音についても、「R音を発音しない」ため、アメリカ英語のように舌をまかなくても問題ありません。

ここでは、このような英語の特徴があるオーストラリアでの過ごし方や、必要となる英語力について解説します。

2-1.【1~3ヶ月】語学学校への通学がおすすめ

ワーキングホリデーをする場合、一般的に必要な語学力はTOEIC600点程度です。語学力に自信がない方は、まず語学学校に通うことをおすすめします。3カ月ほど語学学校へ通うことで、オーストラリアの文化や現地生活に馴染むことが可能です。語学力が高いほど、時給の良い仕事に就く可能性が高くなります。

すでに十分な英語力がある場合は、語学学校に通わずに現地で働くことも可能です。自分の英語力に合った仕事を渡航前に調べることで、早い段階で仕事に就く場合があります。

2-2.【4~6ヶ月】英語力・やりたいことにマッチする仕事探し

語学学校に通い英語力を向上させた後は、自分の英語力、また自分がやりたいことを考えて仕事を探しましょう。下記に代表的な職種と必要になる英語力を表でまとめました。

〇英語に自信が無くても就業しやすい仕事
職種 アイエルツ
IELTS
TOEFL iBT
清掃作業 4~ 31~
ファームジョブ 4~ 31~
キッチンハンド 4~ 31~
土産物屋のスタッフ 4~ 31~
オーペア 4~ 31~
〇高い英語力が必要な職種
職種 アイエルツ
IELTS
TOEFL iBT
レストランのスタッフ 6~ 60~
ホテルのフロントスタッフ 6~ 60~
観光ツアーガイド 6~ 60~
ダイビングインストラクター 6~ 60~
ナースアシスタント 6~ 60~

ワーホリ先で仕事をスムーズに見つける方法は、「語学学校からの紹介」、「知り合いの伝手」、「飛び込みでレジュメの配布」、「求人サイトを確認」などがあります。
語学学校で仲良くなった知り合いから仕事を紹介されるケースもあれば、履歴書を持って直接お店に飛び込むケースもあるなど、仕事の見つけ方は多種多様です。

2-3.【7ヶ月~】セカンドワーホリビザ・サードワーホリビザで長期滞在可能

セカンドワーキングホリデーとは、1年間のワーキングホリデービザを再申請・再取得することで、申請者がワーキングホリデー期間を1年間延長できる制度です。1年目のワーキングホリデー期間に、政府が指定している地域で88日以上の季節労働を行うことが必須となります。

セカンドワーキングビザの内容は、基本的に1年目のワーホリ内容と同じです。語学学校で英語を学びつつ現地で就労し、雄大な自然溢れるオーストラリア旅行を楽しむことも可能です。海外の友人が増え、現地生活に慣れてきた2年目では、より自分のワーホリ目的を達成できるでしょう。

セカンドワーキングビザの内容、また申請条件に関して表でまとめました。

〇セカンドワーキングビザの内容
雇用条件 同一雇用主で最大6ヶ月までフルタイムでの労働が可能
就学条件 最大4ヶ月(17週間)までの就学が可能
〇セカンドワーキングホリデービザの申請条件
ビザ申請費用 485ドル(2019年7月1日現在)
国内申請の場合 ファーストビザで入国日から2年間
国外申請の場合 ビザが下りるまでオーストラリアに入国不可
年齢制限 ビザ申請書が受理された時点で18歳以上30歳以下
申請資格 セカンドワーキングビザの申請が初回であること
季節労働 政府指定地域にて最低3ヶ月(88日間)以上の指定労働に従事した証明書類
健康状態 心身ともに良好であること

3.オーストラリアのワーホリにはいくら必要?

オーストラリアでのワーキングホリデーを充実させるためには、ある程度まとまった資金を確保する必要があります。必要になる資金をあらかじめ知ることで、準備もしやすくなります。

ここでは、オーストラリアでのワーキングホリデーに必要な項目や金額(1年間の場合)を解説します。

諸手続き費用
パスポート申請費 16,000円(20歳以上)
ワーキングホリデービザ申請費 35,000円
渡航費
航空チケット料金 40,000円~80,000円(片道)
保険
海外留学保険費 200,000円~250,000円(1年間)
生活費
食費 175,000円~
滞在費 520,000円~
交際費 175,000円~
合計 1,161,000円~(1年間)

※1豪ドルを約72.01円で計算しています(2019年8月)
※渡航先や渡航日によって、渡航費用が変わります
※宿泊先により、滞在資金が変動します

〇一般的なアクティビティの目安費用
項目 期間・コース 費用目安
語学学校 1ヶ月 80,000円~110,000円
マッサージスクール 資格取得 450,000円
スキューバダイビング 資格取得 26,000円~80,000円
スポーツクラブ 月謝 3,000~4,000円
サーフィンスクール 資格取得 55,000円~155,000円

※1豪ドルを約72.01円で計算しています(2019年8月)
※都市や通学先により、学費が変わります

まとめ

ここまで、オーストラリアの魅力やおすすめの過ごし方、そして必要になる英語力と費用について解説しました。

オーストラリアは治安が良く、住みたい都市として人気が高い国であるため、世界中からワーキングホリデーをする方が集まります。一人一人が異なった背景や考え方を持つことから、自分自身を見つめ直す機会としてもワーキングホリデーはおすすめです。

ワーキングホリデーの行き先に悩んでいる方は、オーストラリアを検討候補に加えてみてはいかがでしょうか。

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