AIC日本オフィスブログブログ

2017年11月22日

ワーホリに行こう!と決めたきっかけ

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こんにちは、AIC日本支店です。
今回から何回かにわけてAICスタッフの実際の経験についてお伝えしていきます。
実際に日本にいたときに何がきっかけでワーホリを決意したのかというところを本日はご紹介いたします。
まだ渡航をお考えの方や悩んでいる方に関しては、何か共感する部分があったり、皆さんのこれからの選択に役に立つかもしれません☆
是非参考にして頂ければと思います。

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私が会社を辞めてワーキングホリデーに行こうと決めたのは、社会人になって3年目の秋でした。

 

大学を卒業した私は銀行へ入行し、親元を離れ初めての一人暮らしをしていました。

 

仕事は2年間窓口業務を担当し、3年目からは資産運用を担当するようになりました。

 

資産運用を担当する先輩たちから仕事の大変さについては聞いていたのである程度覚悟はしていたつもりでしたが、職場と家を行き来するだけの単調な毎日になってしまっており、「これが私のやりたかったことなのかな。」と自問自答を繰り返し精神がすり減っていくのを感じる日々でした。

「社会人3年目」という年は、私の周りでは結婚や転職といった理由で同期や年齢の近い先輩の減る機会が多い年でしたが、私は一生勤め上げるつもりで入社したので、当時は「退職」という選択肢はあり得ませんでした。

 

これは渡航してから思ったことですが、日本人の働き方は外国に比べて少し特殊だと思います。一つの会社に長く勤めあげることが良しとされていて、転職を繰り返したりしていると、「この人すぐ辞めてしまう人なのかな?」と思われてしまうことがあると思います。

当時の私も、転職してより大きな会社に入ることは不可能だろうと考えていたし、両親に大学まで出してもらったことが無駄になる、入社を喜んでくれた親戚も裏切ってしまうと考えていました。

 

オーストラリアではキャリアアップのため色々な職務経験を持っていることは強みになります。

大学に入り直したりするのにも年齢は関係ないし、そういう部分では多様性がある国だと感じます。

 

今となって思えばほかにも色んな生き方があり、どうにでもなると思えますが、当時はこのレールを外れてしまえば人生終わりだというくらいのかなり視野の狭い考え方をしていました。

 

そんな私が退職を決意したのは、毎年楽しみにしている海外旅行から帰ってきてすぐのことでした。

昔から海外については映画等を見て漠然とした憧れを抱いてはいましたが、もう学生でもないし、金銭的な面でも、自分には旅行くらいでしか関係のないものだと決めつけていました。

海外で楽しそうに暮らしている友人のSNSを見ては、「私はここでずっとこのままなんだろうなぁ」などと考えていました。

勤めていた銀行には一年に一度、一週間連続休暇というものがありました。(これもオーストラリアに来てから驚いたことの一つですが、日本で「一週間休暇をもらえるんだ」というとたいていの場合は羨ましがられていました。ですがこちらで同じことを言うと、「えっ?ホリデーが一週間だなんて日本人は可哀相…。」という反応をされます)その休暇を使って、毎年海外旅行に行くのが私の楽しみでした。

2年目の年はバリ島へ、3年目はフランスへ行きました。

英語は高校生の時に挫折したきりだったのでいつも日本人ガイドのいるツアーに申し込んでいましたが、「英語が話せたらもっと旅行が楽しめるのになぁ」と感じていました。

 

そして3年目のフランス旅行で出会った添乗員さんに、私はすごく感銘を受けました。

あまり私と年齢の変わらない女性でしたが、30人ほどのツアー客をまとめ上げ、堂々と英語を使って仕事をしていました。

添乗員の仕事はとても忙しそうでしたが、「仕事は大変だけど、好きなことなので楽しいですよ」と話す彼女を見て、「今の私は仕事が楽しいなんて絶対に言えない。これからの人生の大半は仕事をしている時間なのに、それが楽しくないって、もう人生が楽しくないってことじゃん」と考えるようになりました。

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いかがでしたでしょうか。

中には彼女の考えや経験に共感した方もいたのではないかと思います。

日本での安定した生活を手放すことは大きな勇気がいりますし、そう簡単に決断できることではないです。

ただ少しでも海外に憧れや、留学に挑戦したい気持ちがあるのであれば、チャレンジする価値は大いにあると思います。

もちろん選択は人ぞれぞれですが、誰かに言われたからこうする、みんながそうしているから私もそうするべきというのが毎回正しいわけではないです。

自分の気持ちに正直にどんどんチャレンジしてみてくださいね☆

次回も彼女の経験をもとにワーホリに踏み出すまでの経験をご紹介します◎

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