オーストラリア ツアーガイド体験記

【1日目】ツアーガイド日記スタート

いよいよ明日からツアーガイド業務に復帰だ。今までは足の骨折の為、オフィス業務だけで、つまらない日々を過ごしていた。やっぱり、旅行業の基本は現場だから、久しぶりのお客さんと出会えるので楽しみ楽しみ。

 

通常ツアーガイドの仕事は3日前から1週間前に予定が決まる。ただ繁忙期になると前日まで調整がずれ込み、前日の夕方にオフィスから指示がある場合もある。だから、24時間待機していないといけないので、予定が立てにくいのが玉に傷なのだ!おかげで、友達を何人なくしたことか?

 

明日の仕事はMEET(ミート)一本だけ!そう、非常に暇なのだ!昨年はもう少し忙しかったが、今年は結構、日本が夏休みなのに暇だ。まあ他の都市はもっと忙しいが、メルボルンではこんなものである。でも見方を考えると、お客さんと一対一でケアーができるから、そのお客さんと親密になれるので、それはそれで良いことなのだと思うようにしている。

 

うちの会社ではMEET業務は空港からホテルまでの送迎業務のことを指す。メルボルンではツアーに市内観光は付いておらず、空港からホテルまで直接送迎する(このことを、何処も寄らずにホテルに直行するので、ダイレクトトランスファーと呼ぶ)。他社では、市内観光を入れたり、免税店に入店したりするが、その分、ガイド料金も、コーチ代金も余分に費用が掛かるし、最近のお客さんは買い物をしなくなってきたので、うちの会社では市内観光を取り入れていない。それにメルボルンは、公共の交通機関も発達しているし、自分で回れる範囲に観光名所が点在している。でも、若いお客さんはこれでいいと思うが、中高年や年配のお客さんには、市内観光も必要だと思う。

 

話が少しそれたが、明日の業務についての準備の話をしよう。まず、オフィスに来て自分の仕事を、台帳(その月の仕事が日付順に分けられ、またその日毎に仕事の内容が分かれていて、その仕事の所に担当するガイドの名前が記載されている)で確認する。台帳で自分の仕事を確認したら、その日の台帳をコピーする。その後、自分のボックスに必要書類を取りに行き、台帳と必要書類の内容が合っているか確認する。必要書類とは、お客様の日程表(この日程表に、お客様の日本からの行程が全て記載されている)、ホテルバス会社・オプショナルツアー・レストラン等のバウチャー(バウチャーは業者さん宛の、金券みたいなもの)です。これが全部合っているか確認して問題なければチェック完了。そして、免税店や水族館等の割引券を人数分用意して準備完了です。

 

ただ、ここまでは会社から決められたことで誰でもする最低限のことだが、できるガイドは、ここからが違うのだ。まずお客さんの日程表をじっくり読む。その中には、お客さんがどういう希望を持ってオーストラリアに旅行されてくるかを知る手掛かりがたくさん詰め込まれているのである。

 

明日のお客さんを例に取ると、メルボルン&シドニー6日間の旅で、メルボルンではペンギンパレード、シドニーではブルーマウンテンのオプショナルツアーを日本で申し込まれている。この時点で、典型的なオーストラリア旅行が初めての方だと想像がつく。次に、年齢は記載されていないが、苗字が同じで、男女なので、ハネムーンか中高年の夫婦の可能性がある。そして最後に、ホテルを見ると、メルボルンがルメリディアン、シドニーはスターシティーに宿泊予定なので、どちらともデラックスホテルになるので、比較的金銭に余裕がある方だと想像できる。以上のことを踏まえた上で考えると、このお客さんは、ある程度、ガイドがお世話することに期待感を持ってこられる方だと思われる。なので、明日の僕のガイディングは基本的な話を中心に、相手に分かりやすく話す必要があるということになる。

 

次に、メルボルンでの過ごし方のアドバイスとして、夜便でメルボルンに到着後、直に、ペンギンパレードに参加されるので、翌日はかなり疲れる筈なので、午前中はゆっくりされて、その後、市内観光をお客様のペースで回って頂き、夜はトラムカーレストランや夜景の綺麗なレストランで食事をして貰う事を勧めようと思う。その為には、市内観光をスムーズに周ってもらえるよう、お客様専用の地図を作成してあげることが必要になる。これは会社の業務以外の仕事のなるが、プロのガイドとしては当然の心使いだと思う。

 

もちろん会社によっては、利益追求のためにオプショナルツアーを積極的に販売をしなければならない所もあるが、うちの会社は全世界に支店があり、メルボルンやオーストラリアだけでなく、また次の旅行も日本で申し込んで頂けるように、サービスを行わなければならない。なので、ここぞとばかり無理やりお客様にオプショナルツアーを販売するやり方はしないのである。良い悪いは別として、この会社の方針は僕が非常に気に入っているところなのである。

 

それでは明日、僕の予想が当たるかどうか結果を楽しみに。

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