オーストラリア ツアーガイド体験記

【12日目】採用からデビューまで

今日も、ツアーガイドの仕事はなし。これで大丈夫か?と思うが大丈夫なのである。ツアーガイドの仕事は 無くてもオフィス業務があるのだ。この暇な時期に、普段は忙しくて出来ない事をする事が出来る。それから 一度はツアーを利用して旅行をした人なら、現地の地図やオプショナルツアーの紹介が記載された、ガイドブックを貰った事があると思うが、あれはうちの会社では、現地スタッフが作成しているのだ。この時期に なると、早くも来年のガイドブックに掲載するオプショナルツアーやレストラン等の選定に入るのだ。これは 今までの販売状況や今後人気が出そうなものを選定するのだ。但し来年度の売上を左右するので慎重に選択しなければならないが、今の時期は、やっていて結構楽しい。ただ、締め切りが近づくと最悪になるが。

 

それでは、今日はガイド採用時の履歴書とトレーニングについて話をしよう。

 

基本的に履歴書は日本語と英文の履歴書の2通を送るのが普通だ。ただ、最近はワーキングホリデーの 方で社会的常識に欠けている履歴書が送られてくることが多いのだ。一番多いのは写真である。例えば、 写真を同封するように募集要項に記載しているにも関わらず、写真を同封してない、プリント写真を切り 抜いて同封する、最悪はプリクラを貼ってくる等だ。そして、日本語の履歴書の場合は、通常は日本でも 販売している履歴書で送ってくるべきだが(オーストラリアでも日本の本屋で販売されている)、便箋に 記入したり、最悪はノートに記入して破った跡のある用紙で送ってくる場合がある。確かに社員で採用する訳ではないが、やはり一般常識として最低限のルールは守って欲しいと思う。

 

それから面接を受けて採用(正式採用ではない)になると、まず1ヶ月はトレーニングが必要になる。1ヶ月 の間で、市内観光や空港ホテル間の送迎、オプショナルツアーや観光施設のインスペクション(視察)等の研修を行い、最終的にテストを受けて合格すれば、晴れてツアーガイドになる。それまでの1ヶ月間は 覚えることが一杯で非常に大変なのだ。この間は、基本的に会社から何も支給されない。交通費はもちろん、食事代、給与も貰えないと思っていた方がいい。なのでツアーガイドを希望する人は最初の 1ヶ月間を収入なしで生活できる人に限られる事になる。

 

ツアーガイドのトレーニング生は地獄の1ヶ月間になるのだ。トレーニングの長さは人によって違う。憶えの早い人は2週間で合格する人もいるが遅い人は2ヶ月かかる人もいる。じゃあそれ以上の人が居るのかっていうと、まずはいない。なぜなら2ヶ月もトレーニングして合格できない人はツアーガイドに向いてないのだ。この場合は、諦めた方がその人の為になる。そういった人もたまにはいる。トレーニングの間の1ヶ月間は、お客さんに気を使い、先輩ガイドに気を使い、他社のガイドさんに気を使い、オフィスのスタッフに気を使い、どこでも気を使いながら、憶える事を憶えて(これが半端ではない量)、その間遅刻もできないし、ミスも殆ど許されない。そして、そのプレッシャーに耐えた人だけが合格して晴れてツアーガイドになれるのだ。

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